今日はどこも行かないんだって。
旦那やっとこの休みで疲れてるからって。
でも床屋に行く元気はあるみたいねぇ…。
それに親の用事に付き合う元気もあるみたいだし…。

そう。なるの旦那はマザコン。

これはかなり。
母親が第一なのだ。

なると義母が川で溺れていたら真っ先に助けるのは義母であろうと思っている。
例え、なるが妊娠している状態であってもそうするだろうと思われる。(今は妊娠なんてするわけない)

結婚して間もないある日。
なるは義母へ渡す母の日のプレゼントを買いに出掛けた。
聞いたら、アイロンの調子が良くないとかで、それならアイロンを買ってあげようとアイロン売場へ。
どれを買ったらいいのか迷っていて、

「どれがいいと思う?」

そう聞いても旦那はそっけなく

「どれでもいいんじゃない?お前が決めろよ」

しまいには時計をちらちら見て、せかしていた。
商品を買って包装してもらって旦那のところに行くと、

「急いで行くぞ」

「は???」

なるはどこに急いで行くのかさっぱり分からなかった。
なるの車で行ったので言われたとおりの道を走った。
目的地に到着すると…!

そこには義母の姿があった。

習いものを当時していた義母はその日になると旦那に送り迎えを頼んでいたらしいのだ。

たまたまなのか、狙ってなのか、なると旦那が合う休みに行ってた。

結婚前にも夕方突然ある店に行き、

「ここで時間つぶしてて」

いきなりそう言われ、なるは1人に。
当時は今の様に携帯がある時では無かった為、外に出たら連絡がなかなか取れない。
しかも、なるは時間つぶしに適当に店をうろうろする、というのが昔から苦手なのだ。
最初はそれなりに買い物…というか、うろうろしていたが段々飽きてきた。
疲れてきたし、いつまでこうしていなければならないのかも分からない。
ベンチに座ってぼ〜っとしていた。
1時間くらい待たされただろうか。
やっと旦那が来た。
それもやはり義母の迎えだったらしいのだ。

さすがに呆れたなる。

しかも1時間ほったらかしにしといて、その分穴埋めでもするかと思いきや、

「じゃあ、そろそろ帰ろうか」

は????????

その日は結局そのまま帰宅となった。
なるはその時、この人と結婚したらこれに悩まされそうだと察した。
結果は…そのとおりだった。
最悪。

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