心の扉

2006年10月15日心の病

昨日はドライブ行ったけど…。
100％楽しかった！！！とは感じなかった。

なるは思う。
鬱のせいかもしれないけど、心に重い扉を作ってしまったと。
そしてその扉は閉まっていて、扉には重くて大きな錠前がついていて、その鍵はしっかりとかけられていると。
その扉はある事が起こらない限り、開く事は無い。
その鍵はたった一つ。
合鍵は作れない。
その扉が閉まったままのせいで、なるは心から楽しいとか、嬉しいとか、感情がわかないのだ。
更にある事が関わると、なるは感情のコントロールが出来なくなり、暴走する。
以前好きだったゲームも、テレビも、今は面白くない。
どんなゲームでも、どんなテレビでも、つまらない。
扉が閉まっているからだ。

そして思う。
その扉が開く時はおそらく無いと。
鍵はもうどこかへいってしまった。
たった一つしかない鍵。
もう、手元には戻ってこない。
扉が開けられる日はもうこない。

なるは心の底から笑う事が出来なくなった。
笑っているのは作り笑顔。
本当は全然笑えない。
仮面をつけて生きている。
なるの本当の顔を見せる事はもう出来ない。
封印された。

環境が変われば、病は治る確率が高いという。
だけど、なるの場合は治らないと思う。絶対。
その扉を開けられる鍵は、たった一つしかないのだから。
そして、その鍵は…どこかへいってしまったのだから。

扉が閉まる前に、鍵が無くなる前に、戻れたらいいのに…。

戻れない。